Monthly Archives: 7 月 2010

Air-Conditioner.

熱は引きましたがまだしんどいです。

なぜ風邪をひいたのか。エアコンつけっぱなしにしてたわけでもないのに。

多分手洗いうがいを怠ってたせいでしょうね…ちゃんとします。

 

夏になると、エアコンのはいってる建物と外の気温で蜃気楼ができるくらいに温度の差があります。

私はこれが苦手。特にエアコン効き過ぎてるとのぼせて(?)鼻血が出てきます。

なのであんまり下げすぎないで(涙)

最低26℃くらいにして欲しい……。

 

To make each day count.

Cold.

ついに風邪をひいてしまいました……。

気をつけてたのに。

昨日早く寝たのに。

今38℃前後をふらふらしてます……。

昨日のエントリーは携帯には長過ぎるから表示できないって言われるし。。。

パソコンからしか見れないとか意味ない……。

そしてしんどい(泣)

まだテストあるから寝て治します。

To make each day count.

American Joke.

最近あまりにも英語からかけ離れた話題ばっかりなので、今回は少し英語のことを書こうと思います。(私が書いたレポ-トを、加筆・修正してます)。英語でも特に私の興味のあるジャンルである映像翻訳についての考察から。かなり長いので覚悟してよんで下さい(笑)

 

 

 

映画を見る時、特に英語に堪能でない日本人が洋画を見る場合には、字幕にほとんど頼ってしまう傾向にある。そし多くの場合、その字幕が確実に正しいと信じて疑わない。しかし実際にはその字幕の裏にある台詞には様々な意味があるのだ。訳者はこの珠玉の台詞たちを、日本語を駆使し限られた文字数の中で字幕を作成するわけだが、その時に字幕が見る人にとっての『クッション』になってしまうようなものを作ってはいけない、と私は思う。強いて言うなら、見ている人を映画の世界に飛び込ませる『トランポリン』でなくてはいけないのだ。

字幕翻訳において、権威的存在である戸田奈津子と言う人がいる。誰もが認めるような人物だが、彼女が手がけた字幕に多くの批判が集まった『指輪物語』と言う映画がある。なぜ批判が起きたかというと、それは原作(訳書)のファンの人たちが、原作においてとても大切な役割を果たすシーンが映像化されていたにも関わらず、原作にあまりにもかけ離れていた字幕が当てられていたからだ。こういった、原作に反した訳として問題が起こるのは希であるだろうし、字幕を作成するにあたって訳書に必ずしも沿った字幕をつけなければいけないとは思わないが、ほんの些細なたった一言でもこうして見る側の人がひっかかってしまうと、映画の面白さは半減かそれ以下になってしまう可能性もあるのだ。字幕翻訳をする際に一番気をつけなければいけないのは、作品の世界観を守ることであり、それを見る人たちの気持ちを削がないことだろう。

そんな制約がある中で、最も字幕翻訳家泣かせの作品は『コメディ』のジャンルだ。コメディと言っても動きで笑わせるようなチャップリンのようなコメディではなく、セリフで笑わせるコメディのことだ。この『セリフで笑わせる』と言うことは、文化的な笑いが潜んでいるため、見る人の文化によっては訳が分からなくなってしまう。特にセクシャルなことに関して日本人は奥手であるので例え上手く字幕に出来ていても、『文字』で見ると言うことが小恥ずかしく感じてしまい、笑えないと言う問題もあるだろう。そんな問題が顕著に表れているのが、アメリカではとても有名にも関わらず日本ではほぼ無名のジャド・アパトーの作品だ。今回は彼が監督する作品の中から”KNOCKED UP”と言う作品を取り上げたいと思う。(作品の内容上、卑猥な言葉や単語が出てくるが、真剣に考察した結果なのでご了承頂きたい)

 

作品概要:メタボ、無職(ほぼ)、貯金ナシ、品格皆無…。自堕落生活まっしぐら、バカ仲間たちとその日暮らしの毎日を送るダメ男子ベンは、ある夜、奇跡的にナンパに成功し、フツウなら絶対絶対相手にしてもらえない美人とHができるというハプニングに遭遇する。泥酔状態のハイな勢いが成したその夜は、彼にとっては“超ラッキー”、彼女にとっては“一生の不覚”で終わるはずだった。彼女からの連絡は途絶えたまま。それが2ヶ月たった頃、突然の思いがけない電話が彼女から来る!実はたった一発だったにも関わらず、その一発で彼女は妊娠してしまったのだ!

 

 まず、最初はそんな主人公のベン(Ben)が昇進したてのニュースキャスターのアリソン(Alison)に声をかけにいく場面だ。ベンと共にバーに遊びに来ていた仲間の一人(Martin)が彼女を見つけ、とりあえず自分とBenで声をかけに行こうとするのだが、隣にいたもう一人の仲間(Jason)が(仲間みんなと髭をどこまでのばせるか賭をしていて、顔がボサボサだった)自分も一緒に行こうとしたことに対してMartinが言った嫌味から。

 

Martin: You stay here.

お前は来るな

 

Jason: Why?

何で?

 

Martin: Because your face looks like a vagina.

顔が陰毛だらけ

 

 Jason: Dick.

 チクショウ

 

 この場面ではJasonがあまりにもモサモサしていた為、Martinは女性器に例えたわけだが、『陰毛』と言う言葉が使われている。日本人にとってはちょうどいいかもしれないが、そのせいで次のセリフの面白さが壊されてしまっている。

女性器と言う比喩に対して腹を立てたJasonは、バカ野郎と男性器のダブルミーニングでDickと言う単語を使っているのが面白いのだが、ただ単にチクショウとしてしまうのはもったいなく感じてしまう。少なくともチンと言うカタカナを入れて“おたんチン”にするとか、もっとインパクトがある言葉(あまりにも卑猥な単語なため割愛)にする方が良いのではないだろうか。

 

 

次の場面は妊娠が発覚し、Benが仲間たちとそのことについて話をしている場面で、仲間がみんな子供を堕ろした方がいいと提案する中でJayがそれにたいして反論するところだ。

 

 

 

Jay: Ben, you cannot let these monsters have any part of your child’s life.

       All right?

      この野蛮人どもに

   耳を貸しちゃダメだ

 

      I’m gonna be there to rear your child.

   子育ては俺が後ろ盾になる

 

 Martin:  You hear that, Ben? Don’t let him near the kids. He wants to rear your child!

   こいつ 子供に

   後ろからヤる気だ

 

 

 これはrearと言う単語のダブルミーニングなのだが、子供を擁護しようとするJayをからかって、分かっているのにrearを別も意味にとらえてからかうわけだが、上記の訳だとそれが通じず、Jayがまるでただの変態のような印象を少なくとも受けてしまう。少し意味が変わってしまうが“子供のケツは俺が押してやる”というような表現にした方が面白いのではないか。

 

 

 最後の場面は、無事産まれた赤ちゃんにBenがその子がうまれた経緯を語るところだ。

 

 

 Ben: And then your mommy said, “Just do it already”

   するとママが“いいから早く”と

      Which was very confusing to Daddy.

   パパは混乱しました

 

       So I listened to the most literal translation of that and I just do it, already.

    だから言うとおりに

    パパは急いで入れました

 

   Don’t tell Mommy, but it was the smartest thing I ever did, listen to her, ‘cause now you’re here.

 ママには秘密だが

 大正解

 

 だって君がうまれたろ

 

 

 妊娠した理由は、Benがコンドームをつけるのが遅かったためにAlison”Do it already”と言ったことに対して勘違いしたためなのだが、英語のままだと『早くつけて』と言う意味にも『つけなくてもいいから早く』と言う意味にもとれるが、この微妙なニュアンスを日本語にするのはすごく難しいと思う。単純に“早く して!”という訳にして、『して』に二つの意味を持たせることも出来るが分かりづらいし、だからといって して を シて とカタカナにしてしまうといやらしさだけが強調されてしまうので、たった一言だがとてもややこしいセリフだと思った。

 

全体的にこの作品は、必要のないところでもカタカナの使用が多く(ハローやパスなど)、分かりやすくはあるがあまり多用すると日本語らしさを損ないかねないし、うっとうしい印象だった。

 

近年、3D映画の進歩や、経費削減の問題など、様々な事情から字幕翻訳と言うものが消えつつある。それに置き換わるように、吹き替えが発達しつつあるようだが、それにも問題があるように私は思う。一番異常だと思うのは有名人の起用だ。大して練習もさせず、話題性だけで最近は主役にプロの声優ではなく彼らを使うのだ。しかし、プロとは比べるのも気が引けてしまうくらいにレベルの低い彼らの演技は映画の中でかなり浮き、どんなに素晴らしい吹き替えがあてられていても作品を駄目にしてしまう。字幕翻訳が消えてしまうことは仕方のないことかもしれない。だが私は、いつか映画自体が人気俳優を支える『ただのプロモーション動画』になってしまうような気がして、私はそれが怖い。

 

 

To make each day count.

株式会社エストレリータホームページへ